引越しの際の電話回線移動に関する注意点
- 引っ越し手続き連絡時期
- 見積の際に必要な情報
- まとめ
- 引越し手続き連絡時期
通常NTTなら1ヶ月、携帯キャリア回線なら1.5ヶ月前には手続きの連絡をしていただく必要があります。
各キャリアの施工業者の空き状況にもよりますが、繁忙期の場合1ヶ月前に連絡しても引越し日に間に合わない場合もございます。
またご移転先の場所によっては電話番号が変更となる場合もございます。
これはお引越しでの住所の移動により、NTTの基地局が切り替わることで変更が必要となりますので、ご移転元とご移転先が同一市区町村でも必要となる可能性がございます。
電話番号が変更となる場合、引越し手続き開始時期が遅くなると新しい電話番号が確定するタイミングが引越しの1~2週間前になってしまう場合もあり、より引越しがあわただしくなってしまいます。
その為、ご移転先が確定した時点で1ヶ月以上余裕があっても、まずはご契約の電話会社に引越しの連絡をしていただき、電話番号の変更が必要かどうかも含めご確認いただく事をお勧めいたします。
- 見積の際に必要な情報
ビジネスフォンは電話機とは別に”主装置”と呼ばれる制御機器を設置する必要があり、この主装置を使用して発着信や電話帳を保存します。
ビジネスフォンには、内線や留守番電話等様々な機能がありますが、その機能を使用する為に様々な設定が必要となり、個人で設定することは困難です。
その為ご移転先にてビジネスフォンをご利用の場合には、専門業者へ依頼する事が一般的となっており、見積のご依頼の際に必要となる情報は次の項目となります。
Ⅰ:ご移転元及びご移転先住所
Ⅱ:ご移転時期(確定していない場合は大体の時期でも大丈夫です)
Ⅲ:ご使用ビジネスフォンの使用台数
また、次の情報をご用意いただくと、より正確且つスムーズに見積を作成する事ができます。
Ⅰ: ご使用ビジネスフォンのメーカー及び型番
ビジネスフォンの場合、一般的に電話機の裏側にメーカー名と型番が記載されたシールが貼られています。
わからない場合は電話機と主装置の画像をいただければある程度判別する事ができます。
Ⅱ:ご契約中の内容のわかる電話会社からのご請求書類
電話回線のご契約内容によっては、特殊な機能を使用している場合もあり、見積の金額に影響する事もあります。
電話会社から送られてくる請求書類にはある程度契約内容が記載されており、請求書記載のお客様番号がわかれば電話会社へ不明な点も確認する事もできます。
Ⅲ:ご移転先の床がOAフロアかどうか
ご移転先での配線方法がOAフロアの下を通して配線するか、モールで配線するかで使用する配線の長さや種類に違いができる為見積の金額にも影響します。
Ⅳ:ご移転先のレイアウト図面
主装置の設置位置や配線経路をイメージできます。
レイアウトも含めてのご依頼の際は、設置位置等はご提案させていただきます。
- まとめ
電話回線の引越しは、最初だけ手続きをすればあとは専門業者にお任せすることができます。
引っ越しは様々な手配や作業が必要となるので、早めに手続きを済ませて専門業者へお任せすれば、他の作業に集中することができます。