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【近年注目】セットアップオフィスとは? 内装やオフィス家具などが備え付けで人気!メリット・デメリットを紹介

オフィスの新設や移転の際は、タイルやカーペットのみが敷き詰められた何もない部屋を借り、レイアウトや内装は専門業者と打ち合わせて発注するという流れが一般的でした。
しかし、ここ何年かであらかじめ内装やオフィス家具などが備え付けられているセットアップオフィスが移転先として人気を強めています。
この記事では、セットアップオフィスとはどのようなものなのか、そのメリットとデメリットについて紹介します。
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セットアップオフィスとは?


セットアップ(set up)とは、「組み立てる」といった意味の英語であり、セットアップオフィスは、内装工事があらかじめ施されているオフィスのことを言います。
セットアップオフィスであらかじめ用意されている空間は、主に以下になります。
●受付
●応接室
●会議室
●執務エリア
●ラウンジ
また、それぞれに必要な机や椅子、棚といったものも備え付けられている点が特徴です。

居抜き物件との違い


内装工事があらかじめされていて、大きく手を加えることなく入居できるというと、居抜き物件を思い浮かべる方も多いかと思います。たしかに、セットアップオフィスと居抜き物件は共通点もありますが、異なる点ももちろんあります。

では、セットアップオフィスと居抜き物件の違いとはなんでしょうか。
セットアップオフィスと居抜き物件の大きな違いとしては、内装工事を実施した主体が異なる点です。
セットアップオフィスで内装工事を施すのは主に物件のオーナーで、オフィス家具などの設備も合わせて貸し出されるスタイルです。その分の費用が月々の賃料に加算されるため、割高になってしまいます。

一方、居抜き物件では、以前の入居者が内装工事を施します。そのため、工事費用が月々の賃料に加算されることはあまりありません。ただし、内装や設備が残ってるとはいえ、長い期間使用されていたりする場合の修繕や買い替えのコストがかかります。

セットアップオフィスを利用するメリット・デメリット


セットアップオフィスを利用するメリットとデメリットについて、それぞれ紹介します。

メリット

セットアップオフィスを利用する主なメリットは、以下の3つが挙げられます。

初期費用削減

セットアップオフィスは、入居も退去もしやすいことをコンセプトにしている物件も多数あります。そのため、契約締結時の敷金が低めに設定されている物件も多いです。
一般的に「賃料の半年分」が敷金となることが多いですが、セットアップオフィスは「賃料の6ヶ月分」程度ですむ物件も多くあり、中には敷金がかからない物件もあります。
あらかじめ内装工事がされていてオフィス家具などの設備もある程度揃っているため、そこにかかるコストを抑えることができます。

内装工事の時間削減

一般的に、オフィスの新設や移転を行う場合は、レイアウトの計画やその見積もり、内装を行う業者との打ち合わせや発注といった様々な工程を必要とします。
そのため、オフィスの新設や移転を検討してから完了するまでに時間を必要とすることも多いです。セットアップオフィスは内装工事がすでに済んでいるため、内装工事に関する時間の削減ができます。

従業員のモチベーション向上

セットアップオフィスは、最新のトレンドにに合わせて、プロのデザイナーがデザインや設計を行なっていることも多いため、おしゃれな物件が多いです。
仕事をするオフィスがおしゃれで綺麗な環境であるということは、従業員のモチベーション向上にもつながります。
また、オフィスへ来訪する人からの印象も良いものとなることが多いです。

デメリット

セットアップオフィスを利用する主なデメリットは、以下の3つが挙げられます。

賃料が高く設定されている

セットアップオフィスの魅力は、内装工事があらかじめ施されていることです。しかし、内装工事費用が月々の賃料に加算されやすいため、賃料が相場よりも高く設定されていることが多いです。
したがって入居期間が長くなるほど支払う賃料の額も膨れるため、利用期間が長期にわたる場合はコスト面での負担が重くなることもあります。

内装の自由度が低い

セットアップオフィスの内装は、物件のオーナーが決定していて大きな変更を後から加えることは難しいため、内装を自由に変えることは難しいです。
内装にこだわりがなければ問題となりませんが、そうでない場合は好みの内装デザインやレイアウトを反映することができない点はデメリットとなります。

小規模物件が多い

一般的に、レイアウトプランの汎用性の観点から、セットアップオフィスの面積帯は30~50坪程度が多いです。100坪を超えるようなオフィスの場合、企業によって個室の数や会議室の数といった希望するレイアウトプランが異なることが多いため、セットアップオフィスの数は少なくなります。
また、規模が大きくなるほど貸主側の負担する費用が高くなるといった点も小規模物件が多い要因です。
しかし近年、100坪を超えるセットアップオフィスも徐々に増えてきています。これは、オフィスの移転を企業成長に合わせて行う際に、セットアップオフィスを利用しての移転を繰り返す企業が増加していることが要因として挙げられます。

まとめ

今回はセットアップオフィスについて、そのメリットとデメリットを交えて紹介しました。
セットアップオフィスは、凝ったデザインの物件も多いため、おしゃれなオフィスを探している企業におすすめです。
また、あらかじめ内装工事もされていて、最低限の設備も揃っているため、スムーズな移転もできる点が魅力です。
この記事を参考に、セットアップオフィスを検討してみてください。

事務所移転コラム編集部
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事務所移転コラム編集部

東京を中心にオフィス移転、事務所移転事業を展開する事務所移転.comのコラム編集部です。最新のトレンドや、役に立つ情報を中心に、幅広い情報をお届けします!

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