オフィスの配色で生産性を高めよう! 配色の工夫による効果や、おすすめの配色を紹介!快適なオフィスを作りましょう!
色が人間の心理に与える影響を利用して、オフィスの配色に工夫を凝らす企業は増加しています。配色によってオフィスの雰囲気も大きく変わり、従業員のモチベーションや生産性にも影響を与えます。
本記事では、オフィスの配色を工夫することによる効果や、おすすめの配色について紹介します。
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目次
快適なオフィスを作る理由
快適なオフィスを作ることは、そこで業務を行う従業員に様々なメリットがあります。
以下では、主な3点について紹介します。
従業員のモチベーション向上
快適なオフィスは、従業員のモチベーション向上に効果を発揮するでしょう。
一般社団法人日本オフィス家具協会の調査によると、「オフィス環境が仕事の成果やモチベーション向上に影響を与える」と回答した人が7割を超える結果となったそうです。この結果をもとに考えると、多くの社会人が、オフィス環境に対して満足度が高いほどモチベーション高く仕事をすることができると言えます。
ストレス緩和
快適なオフィスは、従業員のストレス緩和にも役立ちます。ストレスが溜まれば従業員のモチベーションの低下や心身の健康を害することに繋がり、ひいては会社全体の生産性の低下に繋がります。
快適なオフィスとは、例えば、適切な空調管理や換気、防音対策などが行われていたり、移動がスムーズに行えるオフィスであるかどうかです。細かいことですが、長い時間を過ごすこととなるオフィスが常に快適な環境でないと、徐々にストレスが溜まり、従業員のパフォーマンスにも大きな影響を与えます。
従業員のストレスとなる要素を少しでも減らすことは、会社全体の生産性を維持することに繋がります。
コミュニケーションの活発化
快適なオフィス環境だと、従業員同士のコミュニケーションも活発になります。これは、先述した従業員のストレス緩和にも繋がる内容です。
職場の人間関係は、従業員のストレスの要因の上位に入ると言われています。コミュニケーションが活発になれば、人間関係も良好になることが多く、それによって業務効率にも良い影響を与えます。
仕事に関わる内容だけでなく、雑談など会話がしやすいオフィス環境にすることでコミュニケーションの活発化を図ることができるでしょう。
オフィスの配色は職種ごとに決めよう!
職種ごとのおすすめのオフィスの配色について紹介します。
営業職
営業職の場合、外回りから戻ってきた際に落ち着くことができる青系の色を使うと良いでしょう。
外回りを終えた営業職がオフィスでの事務作業を行う際は、気分を落ち着かせる効果のある青系やリラックス効果のある緑系のほうがおすすめです。また、差し色としてやる気を促す赤や黄色系の色をいれるのも有効です。
デスクワーク
PCに向かって作業をすることの多いデスクワークやクリエイティブワークの人のオフィスは、青や水色といった寒色系の色合いを使うと良いでしょう。
頭を使うことの多い仕事の場合、リラックスしながら仕事のできる空間が望ましいです。そのため、集中力をサポートしてくれると言われている寒色系を使用することがおすすめです。
また、リラックス効果のある緑の植物などを配置することで、長時間のデスクワークも落ち着いてこなすことができます。他にも、青色の反対色である黄色は、暖色系なので明るいイメージを与えます。家具の一部やパーティションなどのワンポイントで使用すると、寒色系の冷たいイメージを和らげてくれます。
事務・受付
受付は、その企業の顔とも言える場所です。社内外問わず様々な人の出入りがある場所で、自社の印象を決める重要な場所とも言えます。エントランスにコーポレートカラーを取り入れることで、自社を訪れた人にイメージをアピールすることが可能です。
例えば、白やベージュといった派手でない色を基調とした壁紙にして、色の種類も絞ることによって、シンプルで統一感のある洗礼された空間を演出することができます。
また、シンプルな色合いの中にカラフルな企業ロゴを取り入れることで、訪れた人に強く印象付けることができます。
オフィスの配色を変えるためにできることは?
オフィスの配色変更でわかりやすく雰囲気を変えるならば、壁や床といった面積の大きい場所を変更しましょう。もっと簡単に雰囲気を変えるなら、オフィス内の家具や什器に色を取り入れる方法も有効です。
例えば、配置されている椅子や机を変えたり、観葉植物を配置することで緑を取り入れる、証明の色味を変えるといった方法が手軽に行えます。観葉植物にも様々な種類があり、オーソドックスな鉢植えタイプのものや、壁に取り付けるタイプ、天井に取り付けられるタイプもあります。置くだけで済むオーソドックスタイプよりも手間はかかりますが、壁紙を変えるよりも大きい効果があります。
まとめ
今回は、オフィスの配色について紹介しました。
私たちは気づかないうちに色による影響を受けています。周りの色によってモチベーションや業務効率も変わります。
快適なオフィスづくりの一環として、色彩心理を取り入れた配色を検討してみてはいかがでしょうか。