オフィス内装のデザイン設計する方法は? 内装工事から注意点までを紹介
皆さんは、オフィス内装をおしゃれなデザインにすることのメリットを知っていますでしょうか。
これからオフィスの内装デザインを設計したいけど詳しい知識がないという方に向けて、オフィス内装の概要、デザイン設計方法や内装工事の基本的な流れ、注意点などを解説していきます。
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目次
オフィス内装とは?
オフィス内装とは、オフィス(会社)内の壁や天井、カーテンなど室内の設備や装飾全般のことを意味します。オフィス内装をおしゃれなデザインに設計したり、居心地の良い空間になるように整えることで、従業員の業務に対するモチベーション向上やコミュニケーションの活性化、多様な人材採用につながるなど業務上の様々なメリットが生まれます。
オフィス内装の流れ
基本的なオフィス内装工事の流れを解説します。できる限り完成イメージに近い状態にするためには工事開始の前に、オフィス内装工事を行う目的やコンセプト、完成イメージなどを明確化しておくことが大切です。工事の流れは大きく分けて下記の4ステップになります。
● 問い合わせ
● 打ち合わせ・調査
● 見積もり
● 契約
問い合わせ
自社の予算や条件、坪単価などを考慮しながらいくつかの施工業者を比較し依頼する会社が決定したら、その会社に問い合わせします。何度かやり取りし、打ち合わせ日などの日程調整を行います。
打ち合わせ・調査
施工業者の担当者に、オフィス内装工事を依頼する目的や予算、完成イメージやコンセプトなどを具体的に伝え、デザイン設計に関する細かい打ち合わせや調査を行います。
この際に聞き忘れなどが無いよう、事前に質問事項をまとめておくとよいでしょう。
見積もり
デザイン設計などが具体的に決定したら、施工業者から見積もり書が届きます。見積もり書の項目を細かくチェックし、不明な点があれば必ず確認しておきましょう。いくつかの業者に見積もりしてもらい、費用を比較してから決定するのもおすすめです。
契約
いくつかの業者を比較し、提示された施工内容やデザイン設計、見積もり金額に納得できたら施工業者と正式に契約を結びます。契約書は細かい部分まで必ず目を通しておきましょう。契約締結後、工事の計画と引き渡しの日程などを調整していきます。オフィス内装工事は一般的に問い合わせから完成まで3〜6ヶ月程度の期間を要します。内容によっては1ケ月にてご提案いたしますが、余裕を持って計画的に進めていきましょう。
オフィス内装の注意点
オフィス内装工事を進めるにあたって、注意すべきポイントを3つ紹介します。
● 原状回復を想定する
● 進捗状況を確認する
● 遅れた場合の取り決めをする
原状回復を想定する
原状回復とは、賃貸物件を退去するときに元の状態に戻すことを言います。賃貸契約の際に原状回復について合意していることになるため、必ず行う必要があります。義務付けられている原状回復の範囲を事前に確認し、原状回復を想定した工事を進めていきましょう。施工業者の担当者にも伝えておくと良いでしょう。
進捗状況を確認する
できるだけイメージ通りにオフィス内装を完成させるためには、工事の進捗状況を実際にこまめに確認することが重要です。色や仕様など細かい部分をチェックし、気になるところがあればその都度業者の担当者に伝えていきましょう。
遅れた場合の取り決めをする
もし工事が完成予定日よりも遅れた場合、業務に支障をきたし本来であれば得られるはずであった利益が得られなくなるなどの被害を被る可能性が考えられます。業者側の都合で遅れたにも関わらず、保証されないといった事態を防ぐため、事前に工事が遅れた場合や設備の破損などが生じた場合の取り決めを行っておきましょう
オフィス内装のデザイン例
オフィス内装のおしゃれなデザイン例を2つ紹介します。デザインでお悩みの方は、参考にしてみると良いでしょう。
● ガラスパーテーション
● 木目調
ガラスパーテーション
部屋を分ける仕切りとして、ガラスパーテーションに変えるという事例があります。ガラスパーテーションにすることで部屋全体が明るく広々とした快適な空間を作ることができます。また、スタイリッシュな雰囲気を作りたい会社にもおすすめです。透明性・公共性を表現できるため、コンプライアンス体制の向上にもつながります。
木目調
オフィスの床や壁、デスクを木目調デザインに変えることで、寂しく素っ気ない空間をナチュラルであたたかみのある雰囲気にすることができます。また木目調にすることで、心身が落ち着く・安らぐなどのリラックス効果もあります。木目デザインは様々な種類があるため、作りたい雰囲気やコンセプトに合わせて選択していきましょう。
まとめ
ここまでオフィス内装に関する基本的な知識を解説しました。オフィス内装をおしゃれなデザインにすることで、従業員の業務に対するモチベーション向上につながったり、コミュニケーションが増える、人材採用の活発化につながるなど業務上の様々なメリットがあります。
まずはオフィス内装工事を行う目的やコンセプトを明確にし工事を計画的に進めて、理想のワークスタイルが実現できるオフィス空間を目指していきましょう。オフィス内装工事が初めての会社は、まずはおしゃれなオフィスデザインに詳しい業者に相談してみると良いでしょう。