事務所入口のレイアウトは訪問者に事務所の雰囲気だけでなく、さまざまな印象を与えます。
人の第一印象は、3秒で決まると聞いたことがある人は多いのではないでしょうか。事務所の入口も「会社の顔」となるため、人の第一印象と同様に3秒で決まると考えるべきです。訪問者は、この3秒の間にさまざまな情報を視覚から取り入れます。訪問者が事務所のドアを開けて初めに見る入口のレイアウトによって、訪問者がどのような印象をもつか非常に重要になるでしょう。
ここでは、事務所入口の役割とレイアウトの方法について詳しく紹介します。
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事務所入口の役割

事務所の入口には、さまざまな役割があります。
入口には受付やカウンターが設置されていることがほとんどでしょう。スタッフがいる場合もありますが、いない場合は受付システムが導入されています。受付システムとはタブレットや内線電話が設置されており、訪問者が受付システムを利用する方法です。
事務所の入口のスペースに余裕があれば、待合室や簡単な打ち合わせの場所としても利用することが可能です。
事務所の入口は、感染症対策やセキュリティ対策にも非常に重要な場所になります。入口は誰もが簡単に入れる部分です。入口でしっかり対策していれば、社内感染の予防につながります。

このように事務所の入口は、会社にとっても訪問者にとっても重要な場所になります。入口のスペースによっては難しい部分もあります。しかし訪問者が、事務所に入ってきても困らないような対応の方法を準備しておきましょう。

事務所入り口を整えておくべき理由

事務所に入った時に、埃が溜まったカウンターや整理されていない棚、ゴミがある入口だと訪問者は事務所に対していい印象をもちません。事務所の入口は「会社の顔」です。事務所の第一印象によっては、今後の仕事や付き合いにも影響するかもしれません。入口は毎日、掃除して清潔を保つ必要があります。

事務所に入って、訪問者が困らないような設備も重要になります。スタッフがいる場合はそのスタッフに声をかければいいでしょうが、スタッフを設置していない入口にはスタッフの代わりになる設備が必要です。
例えば内線電話や受付システム、呼び鈴などがあります。
事務所の入口を整えておくことで、訪問客は気持ちよく過ごせます。訪問客の立場となって、事務所の入口が、安心して過ごせるスペースになっているか確認してみましょう。

事務所入口で良い印象を与えるポイント3選

事務所の入口が、訪問客にとって非常に重要なスペースになることは理解されたでしょう。しかし実際にどのように入口を変更すれば、訪問客に良い印象を与えるかわからない部分があるでしょう。ここでは、狭いスペースでも良い印象を与えられる3つのポイントを紹介します。

観葉植物

観葉植物の緑色は安らぎや落ち着きがあり、リラックス効果や疲労回復効果があると言われています。観葉植物の緑色が、訪問客を癒してくれるかもしれません。
観葉植物には4〜10号までさまざまなサイズがあります。サイズが大きすぎてしまい入口が狭くなるようなことがないように注意しましょう。また、小さいサイズのものであれば目立ちません。入口のスペースを考えて、良いサイズのものを設置しましょう。
事務所は空調管理している空間なので、室内が乾燥しやすい状態です。できるだけ乾燥に強い観葉植物を選びましょう。例としては、パキラやサンスベリアなどがあります。

清潔感

清潔感は、毎日の掃除で保つことができていると思われる方がいるかもしれません。物の整理ができているだけでなく、置いている物にも統一感を出すことで清潔感は生まれます。入口には物が少ない方が良いですが、物を置いておく場合は収納小物の色やサイズなどを考え、できるだけ統一したものを使用しましょう。統一感が非常に重要です。

明るい照明・カラー

明るい照明でイメージするのは、蛍光灯の白色かもしれません。以前は蛍光灯を利用した入口がほとんどでした。最近は間接照明や暖色の明かり、窓から入る自然光を取り入れている企業が多いです。照明の変更は、コストがかかるのですぐに変更するのは難しいかもしれません。蛍光灯の色を変えるだけで、入口の雰囲気は変わるでしょう。

事務所入口で良い印象を与えるためには、企業がもっているイメージカラーやコンセプトなどを取り入れることも必要になります。訪問客が良い印象を持てるような色合いや清潔感を表現できれば良いでしょう。

壁の色や照明の組み合わせだけでも入口の雰囲気は大きく変わります。また、企業のコンセプトや企業のイメージを事務所の入口では表現できます。企業に合った色を取り入れることで、訪問客の企業に対するイメージが強くなるのは間違いないでしょう。

まとめ

事務所の入口は、訪問客にとって重要なスペースになります。最初に目にする入口によって、訪問客の企業に対するイメージに大きな影響があるでしょう。工事の予定がない企業でも、観葉植物や照明を変えるだけで入口の雰囲気が大きく変わるかもしれません。企業のイメージは、入口に入った3秒で決まります。入口を少しでも訪問客が快適に過ごせるような空間づくりを実践してみましょう。